国公立大学の後期試験も終わり、大学受験がひと段落してくる頃ですね。自分の受験生時代を振り返ると、第1志望が不合格だったので浪人か滑り止めかで迷っていました。
この時期になると、浪人しないという選択が良かったのか悪かったのかと悩むことがあるので整理しておきます。
浪人する？
浪人生の方が主体的（な気がする）
浪人していた後輩と話すと、大学生活への主体性に驚かされることがあります。
全員がというわけではありませんが、大学に入った当初からやりたいことがあって、それに向かって積極的に行動している人が多いなという印象です。
なんとなく誘われたサークルに入っているくらいで、大学と自宅を往復している自分との違いに驚きました。
浪人生活の中で、大学に入ったらやりたいことを考えてきたのかもしれません。
その時の私は大学生活1年目を目標もなく過ごしていただけに、より眩しく映ったのかもしれません。
※その1年後くらいですが、成人式で浪人していた友達と話す機会がありました。高校時代とあまり変わっておらず、浪人したから主体的になっているというより、元から主体的だったのだろうと思います。
レールを外れる経験
2ちゃんねる創設者のひろゆきさんが
「日本でストレートに社会に出る人たちは、1度もレールから外れる経験をしていない。浪人して、1度レールから外れておくのは良い経験。」
という趣旨の一言が胸に刺さりました。
大学にいると同い年の同級生と年上の先輩、年下の後輩が当たり前です。バックグラウンドもそれほど変わりません。しかし社会に出れば、年齢の違いはたいしたことではなくなります。仕事の内容や出世など、今何をしているかが重要になります。
早いうちに年齢という常識を壊しておく方が視野が広がるかもしれません。
現役で妥協？
僕が現役で進学を決めた理由は、単純に浪人がしんどそうだからでした。元々プレッシャーに弱い質だったので、もう一度受験の一発勝負には耐えられなさそうと情けないことを考えていました…。
浪人すればより入りたい大学に行けるかもしれません。選ぶのは本人の自由ですが、現役の良さも書いておきます。
リカバリーしやすい
多かれ少なかれ、入ってみると想像と違ったと思うことはあります。もちろん入る前に得られる情報は限られているので当然ですが、中には我慢の限界を超える人もまれに見ます。
入った中で自分のやりたいことを見つけていく柔軟性も必要だとは思いますが、自分がやりたいことを研究している教授が他大学へ移っていた、なんてこともあるかもしれません。
もしどうしても再受験して専攻を変えたいという場合も、現役ならばロスは少なくて済みます。高校生で進学先について悩むよりは、一度入ってしまった方が情報も多くなるし、より視野も広くなります。
休学する人もいる
先ほどのレールから外れるという話をしましたが、それは浪人だけではありません。
僕の周りでも、休学して自分がやりたいことに腰を据えて取り組む人もいます。
新卒で入って何年も働くのは大きな決断です。やりたいことだけど、将来性を考えると迷う。そんな会社にインターンとして働いてみたり。
半年ほど海外に行き、英語を学びながらプログラミング学校に通ってプログラミングも学んでみたり。
浪人していると少しでも早く社会に出たいと思ったり、周りからもそう思われることも多いでしょう。自由のある大学生のうちに興味のあることにチャレンジしやすいというのは現役生のメリットかもしれません。
まとめ
以上、あくまで現役生の個人的な感想でした。
これから新しい生活が始まる季節ですが、どのような環境でもそれを楽しめるように努力していきたいです。
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