これまで大学生はパソコンを買うべきかに始まり、パソコンの購入について書いてきました。
それらは学部・学科関わらず大学生に向けて書いてきました。
必要性を考えるなら、学科や専攻ごとで異なる専門内容を考慮する必要があります。
僕も電気電子工学科に進学する際に、パソコンは必要なのか、買うならどの程度のスペックが必要なのかと悩みました。ですので今回は電気電子工学科へ進む方に向けて書いてきます。
あなたがやりたいことは?
まず大事なのは入学前からやりたいことがあるかどうかです。
一口に電気電子工学科と言っても、専攻する内容は多岐にわたります。
もし専攻分野を決めてしまっているなら勉強する内容から利用シーンがある程度わかります。
まだ何も決まってないよという場合でも大まかには判断できます。
工学部の一般的な話
レポートのための調べ物に始まり、実験レポート、研究論文(先輩はLaTeXを使っていました)などの物書きはパソコンがあったほうが断然楽です。
1年生の初歩的な実験でも、データをExcelで処理したり、グラフや図をレポートに差し込んだりと何かと便利です。
また、実験内容によっては待ち時間が発生することも多々あります。
計測に1時間くらいかかる場合でも、パソコンがあれば並行してレポートをまとめていけます。
もちろんそれだけでなく、機械の設計(CAD)やプログラミングなど専門的な勉強もできます。
ここからは電気電子工学科に絞って見ていきます。
情報工学
一番わかりやすいのは情報系だと思います。
大学によっては情報学部もありますが、電気電子工学科に入っている大学もあります。僕の通う大学では、2年進級時に専攻として選択できます。
情報系はプログラミングの課題が課されるので頻繁にパソコンを使うことになるでしょう。いちいちUSBのデータを貸出パソコンに移して…なんてやっていられません。
マイPCは必需品です。
電気工学
電気電子の中で最も電気電子っぽいのが電気系です。
パワーエレクトロニクスや通信システムなど社会で必要とされるものばかり扱っています。
ここではシステムのアルゴリズムを勉強したり、ロボットの制御プログラムを学んだりするので情報系に近く、パソコンを使って勉強することも多いでしょう。
電子工学
電子系では理論的な電子物理や物性などののハード寄りの勉強をします。
シミュレーションや数学的な計算ではコンピュータを用いて行います。専門的な処理には研究室のコンピュータを使いますが、1~3年生の授業(特に実験)では自分のパソコンがあったほうが捗ります。
さいごに
学部・学科・専攻や教授によっても使い道や使う頻度は変わってくるでしょう。しかし、勉強していく中で使い道は様々なところに見つかると思います。
授業の進行を待つだけでなく、主体的に学ぶことでより楽しく勉強ができますよ。
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