長いようで短かった3年間も終わり、卒業単位も揃ったので後は卒業を研究を残すのみとなりました。
せっかくなので電子工学科の授業を振り返ってみたいと思います。
基礎、専門の授業
内容に違いはあれど、学科が同じならどの学校も同じような科目を履修することになるかと思います。
「電気電子工学科 授業」で調べたら上に出てくる3校のシラバス・カリキュラムを見ていきましょう。(東に寄ったので大阪大学も入れてみました笑)
※同じような名前が並んでますが、大学によって専攻の種類や決まるタイミングが異なります。まだ志望学科まで固まっていない人は、とりあえず範囲広めの大学を狙うのもアリです。
1,2年生
この時期は専門に入る前。基礎的な数学、物理や一般教養科目、外国語が中心です。
大学に入れば、専門の勉強が始まってついて行けるかなと不安になっているかも知れませんが、以外と高校の頃と同じように進んでいきます。
この時期に履修する一般教養や外国語は卒業に必要な単位なので、早めに終わらせておくと後々楽になってきます。というか終わらせておかないと、研究の時間を削って再履修しないといけないので時間を無駄にしてしまいます。この辺は先輩や学生課に相談しておくと安心です。
具体的な科目としては
数学:微分積分、線形代数、複素解析、フーリエ解析、常微分方程式、偏微分方程式
物理:力学、電磁気学、熱力学、量子力学、統計力学
などが一般的な基礎科目です。
3年生
3年生にもなると授業や実験の内容が専攻に深く関わる内容になってきます。
電子工学科の専門的な科目は量子、光にまつわるデバイス、エレクトロニクスの授業です。
基礎科目で習ってきた内容の発展的なものやどのように応用されているかを学びます。実験では実際に装置を使って計測を行うので、学んだ内容がより理解しやすくなります。逆に実際に触れるまでは馴染みのない概念が多く、理解しづらいかも知れません…
これ以外にも専攻分野外の専門科目を学ぶこともできます。電気を扱うパワーエレクトロニクスや情報工学の通信技術など。興味があれば取ってみると面白いと思います。
興味が無くても必要に迫られれば勉強するので、とりあえず卒業単位さえ揃えておけば心配する必要はありません。
まとめ
今回は授業についての3年間をまとめました。
電子物理関係は基礎で学ぶことが多いので、たいていの大学で4年生から研究室に配属されます。研究にしても1年間でできることは多くないので、大学院進学率が高いのもうなずけますね。
科目の内容に関しては、シラバスを見ると大枠はつかめると思います。高校の授業がわかっていればそんなに難しくは無いので、本屋で立ち読みしてみるのも良いかもしれません。
授業以外の大学生活に関してはまた別の記事でまとめていきます。
コメント