以前、大学生はパソコンを買うべきかという記事を書きました。では、具体的にどのようなパソコンを買えばよいのか。
必要なスペックは?予算は?
初めて選ぶときは勝手がわからず不安ですよね。そこで今回は2年間の大学生活の中で考えるべきポイントをご紹介します。
持ち運べるか
最初に挙げるのは、なんと言っても持ち運べるかどうか。
2つの観点からこれが最も重要だと思います。
大学生は家と大学の2か所でパソコンを使う
大学生がパソコンを使う場所は主に2つ。大学と家です。(スタバに行きたい人はスタバでも使うでしょう)
大学では授業の行われる教室やレポートなどの課題を行う図書館。主に持って帰った課題を行う家。何かと長い距離を移動します。そのため持ち運ぶ機会は多くあります。
一般に2kgを超えると持ち運ぶのがストレスになるらしいです。僕も最初に買ったパソコンはスペックは良かったのですが、2.3kgと重く、今では家で据え置きノートとなっています。
家の中で場所を移動して使うときは問題ないのですが、外出するとなるとリュックサックでも肩が痛くてしんどいです。
下宿ならまだマシかもしれませんが、1時間以上かけて通学する人はまず最初に持ち運びできるかを考えましょう。
・使いたいときに使える
先ほどは移動を考えるべきという話をしましたが、大学生にとってもう一つ重要なのが、使いたいときに使えることです。
「今日提出のレポートの存在を忘れていた!」
「貸出PCの手続きがめんどくさい。終わったら返しに行かないといけないし」
こういう時にサッと鞄からパソコンを取り出し、取り掛かれれば便利ですよね。
ストレスを感じず、常に持っていれるのはかなりの強みです。
起動の速さ
2つ目のポイントはスイッチを押してから作業に入れるようになるまでの時間。
時間に余裕があるときは起動するまでのんびりとスマホを触っていればいいのですが、大学にいると時間に追われることも…
「この休み時間にレポートを完成せねば!1分1秒が惜しい!」
ってな感じのことが割と頻繁にあります。ハードディスクがHDDだと、起動に1分前後はかかりますが、SSDだと10秒ぐらいで起動します。
この差が明暗を分けますので忘れないようにしましょう。
スペックの基準は?
最後にいざパソコンを選ぶときに見てほしいポイントをまとめておきます。
1.重量は1.5kg以下(自宅生は特に!)
2.ハードディスクはSSD(できれば256GB以上)
この2つを満たしていれば基本的には大丈夫でしょう。最近は大学生用PCなるものがあり、それならこの条件は満たしているものが多いです。パソコンのことはわからないという人は特におすすめです。
最初は「第8世代core-i7搭載」に惹かれるかもしれませんが、高いしオバースペックになると思います(僕は第3世代のcore-i5ですがレポートやプログラミングの勉強には十分です)。
重さが1.5kg以下ならば液晶は14インチ以下になると思います。あまり小さすぎると複数のウィンドウを並べるのがつらくなるので12~14インチが妥当でしょう。
また、SSD搭載だとHDDよりは値段が張りますが、それに見合うだけの速さが返ってきます。ストレスが段違いです。投資しましょう。
容量は予算と相談になりますが、256GB以上なら気にせず使えるでしょう。それ以下でもクラウドサービスとUSBメモリを利用すれば何とかなります。バックアップをとる習慣ができてむしろ良いかもしれませんが、大きいほうがストレスはなくなります。
まとめ
欲を言えばきりがなくなってきます。しっかりと優先順位を決めて、買ったパソコンを使い倒していきましょう。
どうせいつかは買い替えなくてはなりません。選ぶのに時間をかけるより、パソコンのスキルを上げるほうが返ってくるものは大きいです。
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